こんにちは!
「生きやすい」を探究する『そば打ちカウンセラー/ライフコー』の菊池伸哉です。
僕は今年で52歳になりました。約25年間「食」に関わるサラリーマンをしてきましたが、50歳で第二の人生をスタートしました。現在は、かつて目指した「手打ち蕎麦屋」という生き方を、「出張そば打ち(講座)」という形で実現し、カウンセラーとして「生きづらさ」を抱える人に寄り添い、「ライフコーチ」として「人生を真剣に生きたい人」をサポートしています。
人見知り、陰キャでネガティブ、劣等感と自己嫌悪で自信が持てず、なんとも言えない「生きづらさ」を抱えていた僕が、「自分を知り、受け容れる」こと、そして「やり方」よりも「在り方」を大切にすることで自信を取り戻し、自分のことが少しずつ好きになってきました。人間関係の悩みは、随分軽くなり、ご縁の広がりはもちろんのこと、なんだか「運の流れ」も良くなり、各段に「生きやすく」なったんです。今では各地に同じ志をもった仲間がいて、趣味のバイクツーリング&ソロキャンプをしながら、手打ち蕎麦を届け、その道中で好きな神社を巡るという夢も実現しています。相変わらず悩みはあるし、予期せぬトラブルや問題は日々起こっていますが、そんな時でも「大丈夫!」と自分の人生をまるっと信頼できている僕がいます。こんな「現在進行形」の僕自身を表現していくことが、必要な人に、必要なタイミングで大切な気付きや次の一歩を踏み出す勇気をお届けできるんじゃないかな~と信じて活動しています。
僕が伝えたいこと
- 内側(こころ)をととのえると、外側(現実がととのう)
- 「過去」や「未来」ではなく「今」を生きる
- 「ネガティブ」こそが、最高のギフトである
そもそも僕が、「生きやすい」を探究するようになったのは、自分自身がずっと、なんとなく「生きづらさ」を抱えながら生きてきたから。
その原因は…育った家庭環境かもしれないし、HSP(繊細さん)気質かもしれない。いずれにしても、ずっと「生きづらさ」と共にいました。
「生きづらさ」とは?
僕は、物心ついたころから「人の目」が気になる質(たち)でした。
どのくらい気になるのか?というと…「隣に人がいると、もしくは後ろで待っている人がいると、『おしっこ』がでない」くらい気になる(笑)
今では、自己開示できるようになりましたが、学生のころは結構深刻で、決して長くはない休憩時間、わざわざ離れにある校舎のトイレにいったり、結局、用を足せずに教室に戻ったり…。ま、未だにその名残はあるんですけどね。他にも、
「人と比べて、『ダメな自分』に落ち込んで、2週間うつうつ状態が続く」
「人の目を見て話せない」
「視線を向けられると、歩き方がぎこちなくなってしまう」
「初対面の人との会話が続かず、その場にいるのが苦痛でしょうがない」
「家族といても、居場所がないと感じたり、無性に一人になりたいと思う」
そんな「ダメな自分」に、また「落ち込む」という負のスパイラル。
社会人になってからも
「電話にでるのが恐怖で、声が震える」とか「社員旅行が楽しめない」とか、僕を知っている人は、そんな風に見えなかったと言うかもしれませんが、実は「バレないように」必死で頑張り、陰ではもがいていたんです。だから、余計に「生きづらかった」。
ダメな自分を変えたい!もっと楽になりたい!人生このままで終わりたくないし、あきらめたくない!もっと自分らしく、もっと自由に楽しい人生を送りたい!もっと幸せに、もっと豊かになりたい!自分の可能性をあきらめず、将来に希望の光を見出したい!、人生を再生したい!、本当は、自分のことが好きになりたい!
そんな思いで、頑張って生きてきました。
「ダメな自分を変えたい!」一心でやってきたこと
それは「外に答えを求める」ことだったんです。時間があれば、自己啓発の本を読み漁り、高額研修や講座にも、たくさん参加してきました。「ノウハウ」やら「知識」やらをインプットして、できることは「実践」もしてきました。それらは、やればやるほど上手になるし、気付きもある。さらに資格も取得でき、確かに得られたものは大きかったと思います。昔に比べると「自信」もつき、コミュニケーション能力も上がってきました。でもね、なんとなく感じる「生きづらさ」は、軽くなるどころか、どんどん膨張していくような感覚がありました。そんな中で40代半ば、とうとう心身が悲鳴をあげてしまいます。仕事とプライベートの悩み、ストレスから、そしていわゆる「中年期危機」とも重なり、車での通勤途中、胸が苦しくなって、ちょっと休むために駐車したところから動けなくなってしまいました。結局その日は、会社に行けず、欠勤。その後も、会社にはいけても、「人と会いたくないし、しゃべりたくない」「頭が回らず、ミスを連発する」「ふいに涙がでそうになる」などなど。それまでも、似たような状態は経験してたし、その度に自分で「なんとか」してこれてたのですが、この時はちょっと「様子が違う」感覚がありました。そんな状態が2ヵ月続いたころに、とうとう自分一人では回復が難しいと限界を感じ、人生で初めてのカウンセリングを受けました。その時の印象は、「これだけ?時間の無駄だったな…」という落胆が9割、残りの1割は「次の約束をしてしまったので、行くしかないか」という、義務感。結局、自分でなんとかするしかないんだな~とあきらめかけていました。しかし、回数を重ねるごとに、少しづつ自分の内側に変化がでてきたんです。